どっぷりの梅雨ウィークでしたこの一週間。
紫陽花も終盤を迎えていますね。
我が家の紫陽花は、こんな感じ。
雨風で折れてしまった枝もありましたが、なんとかもってくれています。
紫陽花を見ると思い出す景色があります。
子供のころ、私はおばあちゃんと一緒に住んでいました。
おばあちゃんはだいたい白の割烹着を着ていて、
私が学校から帰る頃になると、たいがい家の前で近所のおばあちゃんたちと立ち話をしながら出迎えてくれました。
向かいのお家とその先のお家には、青紫の紫陽花がたくさん咲いていて、
少し雨に濡れた葉のグリーンがみずみずしくて、
なんだかその前に立っているおばあちゃんはなんだか力強くて
「おかえり。冷蔵庫に 麦茶があっからよ」と迎えてくれます。
通学路の最後の曲がり角から家までは直線で50メートルくらいあって、
角を曲がってからそのストロークを長い間おばあちゃんたちに見られながら歩くのって、
なんだか子供ながらに照れ臭かったなぁ。
だから「ただいま」もついぶっきらぼうになってしまったりして。
おばあちゃんが作る麦茶には、大人用と子供用があって、
子供用には砂糖が入ってて、甘くて美味しかったなぁ。
紫陽花の花言葉は
「移り気」「辛抱強い愛情」などですね。